大勢の家族連れでにぎわった昨年の「つるが鉄道フェスティバル」=昨年11月28日、福井県敦賀市

大勢の家族連れでにぎわった昨年の「つるが鉄道フェスティバル」=昨年11月28日、福井県敦賀市

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ミニ新幹線の乗車体験が人気 つるが鉄道フェスティバル

福井新聞(2016年12月8日)

 鉄道のまち・敦賀を満喫するイベント「つるが鉄道フェスティバル」が10、11の両日、福井県敦賀市のきらめきみなと館で開かれる。鉄道模型展示やミニ新幹線の乗車体験などのほか、今回は国登録有形文化財の旧北陸線トンネル群を巡る見学ツアーを初企画。多くの鉄道ファンや子どもの来場を呼び掛けている。

 市や敦賀商工会議所、敦賀観光協会、JR西日本敦賀地域鉄道部などでつくる「敦賀・鉄道と港」まちづくり実行委員会が主催し、今年で5回目。2022年度末の北陸新幹線敦賀開業に向けた鉄道のまちづくりの一環。

 会場では、9メートル×5メートルのスペースに鉄道おもちゃ「プラレール」の巨大なレイアウトを展示。鉄道模型の「Nゲージ」や「HOゲージ」のジオラマもお目見えする。

 例年大人気となるミニ新幹線の乗車体験は、会場内の各ブースを取り囲むようにレールが敷設され、列車にまたがって周回が楽しめる。電車の運転操作が体験できる鉄道シミュレーターも設置する。いずれも1回200円。

 このほか、古い切符や駅名看板などファン垂ぜんのお宝グッズが並ぶ「鉄道マーケット」や駅弁販売、立ち食いそばのコーナーもある。
 旧北陸線トンネル群の見学ツアーは、樫曲トンネル、山中スイッチバック線路跡、芦谷トンネルを巡る。10、11日とも午前10時半からと、午後1時半からの2回実施。きらめきみなと館で受け付け、出発する。

 各回の定員は30人。料金は1500円で、事前申し込みの場合は鉄道フェスティバルの入館料を含む。申し込み、問い合わせは敦賀観光協会=電話0770(22)8167。

 鉄道フェスティバルの入館料は大人600円(200円分の乗り物券付き)、高校生以下は無料。10日は午前10時~午後6時、11日は午前9時~午後4時。

 問い合わせは、同実行委事務局の奥瀬浩之さん=電話090(3290)4112。

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