しなの鉄道(上田市)と八幡屋礒五郎(長野市)は、観光列車「ろくもん」のオリジナル七味唐辛子を発売した。ろくもんの客室乗務員が信州の自然をイメージして考案。ろくもん車内と八幡屋礒五郎本店(同)で購入できる。
唐辛子は県内産の「万願寺」と「三鷹」を使用。エゴマ、ユズ、シソ、ショウガ、バジルなど香り豊かな材料で調合した。辛みは少なく、車内で提供される和食や洋食にも合うという。容器のラベルには、戦国大名・真田家の家紋「洲浜(すはま)」を題材にしたろくもん1号車のヘッドマークをあしらった。1個900円。
担当者は「風味から車窓を思い出して、旅の続きを楽しんでほしい」と話している。