佐久市は11日、同市平尾山公園に整備した温水利用型健康運動施設「平尾温泉みはらしの湯」の完成式を同施設内で開いた。市や業者、地元関係者ら約100人が出席。八ケ岳や北アルプスの眺望が売りの露天風呂などを見学した。オープンは17日。
施設は鉄骨・一部鉄筋コンクリート造りの地上2階、地下1階で延べ2518平方メートル。内覧会で、出席者は浴場や食堂、岩盤浴施設、トレーニング室を見学。露天風呂は1人で入れる焼き物の浴槽「壺湯」などがあり、見学した女性は「すてきな雰囲気」などと話していた。
式典で、運営主体となる市出資の第三セクター、佐久平尾山開発の樫山宏社長は「おもてなしの心を大切にしたい。社員一同努力してまいります」と述べた。
営業時間は午前10時~午後10時。不定休。入浴料は中学生以上800円、小学生400円、未就学児100円(3歳以下は無料)。