深海魚「アカナマダ」=新潟市中央区のマリンピア日本海

深海魚「アカナマダ」=新潟市中央区のマリンピア日本海

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珍魚アカナマダ 海岸に漂着 1月2日から特別展示

新潟日報(2016年12月30日)

 太平洋や大西洋の沖合に分布する深海魚「アカナマダ」が、胎内市荒井浜の海岸で見つかった。体長1・2メートル、体重約4・4キロで、県内での水揚げは珍しいという。新潟市中央区のマリンピア日本海で1月2~4日に特別展示が行われる。

 細長い胴体と赤いひれ、特異な顔を持ったアカナマダは、暖かい海域の水深600~800メートルに生息するとされる。深海魚ではあるが、大きな目と、尻から墨を出すという特徴を持つ。海面近くで見つかることもあり、生態には謎が多い。

 地元漁師が25日、波打ち際に打ち上げられているところを発見し、形のよく似たリュウグウノツカイと思ってマリンピアに連絡した。

 県内での水揚げは7例目で、これまででは最も大型の個体だという。

 同館の展示課課長補佐(52)は「珍しい魚を見つけたらぜひ連絡してほしい。ただ冬の海は危険が多いので、天候などに注意してほしい」と呼び掛けている。

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