五泉市のニットを産地全体でＰＲする「ＧＯＳＥＮ　ＫＮＩＴ　ＦＥＳ（五泉ニットフェス）２０１７」が、２月１０～１２日に開かれる。今回は、昨年２月の試験実施に続く初の本格開催で、工場見学や製品販売に加えてライブイベントも企画。「ニットの五泉」を盛り上げる。

　フェスは五泉ニット工業協同組合の若手を中心につくる実行委員会が主催。産地の知名度を上げ、販路開拓を目指す「五泉ニット地域ブランド化事業」の一環。初日は「五泉ニットの日」と銘打ち、市民にニットの着用を呼び掛ける。

　工場見学は１５社が協力して１０、１１日に実施する。１０日は製品完成までを見学するツアーも開催。２コースで定員は各２０人（事前申込制）。

　ニット製品を販売する「感謝フェア」は１２日、五泉市赤海のガーデンホテルマリエールで行う。婦人物を中心に数千点を用意する。午前１０時～午後４時。

　１２日は五泉市村松乙のさくらんど会館でライブイベントも初めて開催する。会場で描いたイラストを機械で編み、製品完成までの流れを再現する。ステージではパフォーマンスや吹奏楽の演奏もある。午前１０時～午後４時半。

　実行委員会の高橋慶至委員長（３７）は「若い人たちに地元のニット産業を理解してもらえれば」と話している。

　問い合わせは実行委、０２５０（４２）２１５６。ホームページはhttp://www.gosenknit.or.jp/event/