開業を祝いテープカットする関係者=高岡市下黒田

開業を祝いテープカットする関係者=高岡市下黒田

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新高岡駅前に初のホテル 駅利用者増に期待

北日本新聞(2017年1月25日)

 北陸新幹線新高岡駅前で初のホテルとなる「東横INN新高岡駅新幹線南口」が24日、高岡市下黒田で開業した。運営する東横イン(東京)は北陸新幹線開業で拡大するビジネス、観光客の取り込みを図る。市も駅利用者の増加につながると期待している。

 今回のホテルは、2015年3月の北陸新幹線開業後も未利用となっていた駅南口正面の私有地で建設された。東横インは全国でビジネスホテルをチェーン展開しており、県内では2店目となる。

 14階建て246室で、シングル、ツインなどのほか、車椅子利用者の宿泊に配慮してバリアフリー化した「ハートフルルーム」を備えている。地域貢献として、支配人を含むスタッフ全てを県内で採用した。開業から1カ月間、同社ホームページからの予約に限り割引料金とするキャンペーンも行っている。

 24日は神事に続き、東横インの渡辺憲二会長や高橋正樹高岡市長、地権者らがテープカットを行った。渡辺会長は「県西部は五箇山などの観光資源が豊富。人気の金沢市にも近く、宿泊需要はある。稼働率80%超えを目指していきたい」と話した。

 高岡市は、飛越能地域の連携強化による駅利用者の増加を目指しており、高橋市長は「高岡の観光拠点としての機能を一層高めてくれる」と期待した。

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