北安曇郡白馬村の白馬ジャンプ競技場で25日、「おとなの雪上運動会」が開かれた。村内外の若者が交流する場をつくろうと、村役場の若手職員らが初めて企画。松本市や上田市、東京から訪れた人を含む20〜47歳の男女36人が真剣勝負を繰り広げた。
普段は選手しか立ち入れない競技エリアも使い、雪玉入れや大玉リレー、綱引き、障害物リレーを行い得点を競った。雪の斜面を2往復する大玉リレーでは各チームが紅白の大玉を持って斜面を一気に駆け上がり、綱引きでは、足を滑らせて転ぶ人が続出した。
大町市の男性(28)は「どの競技も珍しくて面白い。初対面の人とも自然に仲良くなれる」。企画した村職員の宮沢里志さん(25)は「雪とジャンプ台。白馬にある素材をうまく活用し、楽しんでもらうことができた」。