工房にずらりと並んだ和紙のこいのぼり=桂樹舎

工房にずらりと並んだ和紙のこいのぼり=桂樹舎

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八尾和紙「こいのぼり」作り最盛期

北日本新聞(2017年3月12日)

 八尾特産の和紙を使ったこいのぼり作りが、富山市八尾町鏡町の桂樹舎(けいじゅしゃ)(吉田泰樹社長)で最盛期を迎えている。10日も職人が色付け作業を行い、工房には端午の節句を待つ色鮮やかなこいのぼりが並んだ。

 桂樹舎は、江戸時代から伝わる型染め技法で、30年ほど前からこいのぼりを作っている。工房では女性の職人たちが、こいのぼりの目やうろこに丁寧に色を塗っていた。

 長さ58~87センチの3種類や卓上サイズがあり、4月上旬までに約2千枚を制作する。

 職人の中根陽子さん(65)は「子どもがこいのぼりを見て喜び、元気に育ってくれたらうれしい」と話した。問い合わせは桂樹舎、電話076(455)1184。

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