開業2周年を迎えた北陸新幹線。大勢の利用者で混み合うJR富山駅ホーム=14日午前8時20分

開業2周年を迎えた北陸新幹線。大勢の利用者で混み合うJR富山駅ホーム=14日午前8時20分

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北陸新幹線が開業2年 JR富山駅で記念式典

北日本新聞(2017年3月15日)

 北陸新幹線は14日、開業2周年を迎えた。JR西日本は富山駅で記念式典を開き、利用客への感謝を表すとともに、3年目のさらなる飛躍を誓った。

 駅構内には、誕生日ケーキをかたどった直径約1・2メートルのオブジェがお目見えした。沢谷英毅駅長が「2周年を機に地元の皆さんとの連携をさらに強くし、北陸ファンを増やしたい」とあいさつ。鉄道弘済会富山保育所(富山市豊丘町)の年長児22人が「ハッピーバースデー」の歌で祝福し、ろうそくを吹き消した。

 水永恵瑚ちゃんと奥中彩南ちゃんが、園児たちで描いた北陸新幹線の塗り絵を沢谷駅長に贈呈。駅長からは北陸新幹線グッズがプレゼントされた。

 式典後、園児と駅員たちは東京方面から到着した「かがやき505号」の乗客を改札で出迎え、記念品を配った。新高岡駅、黒部宇奈月温泉駅でも配られた。

 北陸新幹線は2015年3月14日に開業。昨年3月14日から今年2月28日の乗客数(上越妙高-糸魚川間)は829万5千人で、開業元年だった前年の92%にとどまった。

 

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