東御市田中の飲食店「東御ワインチャペル」は4月から月に1回、同市在住のエッセイスト玉村豊男さん(71)と食事をしながら話を聞いたり会話したりする「玉さんの四方山(よもやま)サロン」を開く。各回の玉村さんの話にはテーマを設定。初回の4月19日は「私が最初にワインを飲んだ日」で、参加者を募集している。
東御市産ワインは市外でも評価が高まってきており、地元の人がワインを気軽に楽しむ習慣が浸透するように―と初めて企画した。4月以降、8月を除く毎月第3水曜日に開く予定。時間はいずれも午後6時〜7時半で、定員は17人。2種類のワインと軽食付きで1人3千円。1種類は地元産を、もう1種類は各回のテーマに合わせて国内外のワインを提供するという。
夫とともに東御ワインチャペルを営業するシニアソムリエの石原浩子さん(53)=東御市田中=は「地元の人がこれまで知らなかったワインの魅力を知り、店になじむきっかけになればいい」と話している。問い合わせは同店(電話0268・55・7511)へ。