無料エリアの拡充で来場者が増えるファミリーパーク。3連休中日となった3月19日も大勢の家族連れでにぎわった

無料エリアの拡充で来場者が増えるファミリーパーク。3連休中日となった3月19日も大勢の家族連れでにぎわった

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入園33万2269人 過去2位 ファミリーパーク

北日本新聞(2017年4月1日)

 富山市ファミリーパークの2016年度の入園者数は、過去最多だった前年度に次ぐ33万2269人だった。無料エリアの「森の遊園地」に10種類のアスレチック遊具を新たに整備したことで魅力が増し、無料エリアを目的に訪れる人が増えていることが主な要因とみられる。

 パークの入園者は、14年3月末に無料エリアを開設したことで増加傾向となり、14年度は当時の過去最多となる33万394人、15年度は雪が少なかったことから33万9230人と記録を更新した。16年度は9月の行楽シーズンの天候不順が影響し前年には届かなかったものの高水準を維持した。

 人気を集めたのが森の遊園地。4月から既存のツリーハウスを囲むように10種類のアスレチックが登場し、森の中で思い切り体を動かすことができるようになった。無料エリアには、室内で遊んだり食事したりできる自然体験センターや遊園地、芝生の広場もあり、16年度の無料エリアのみの利用者は前年より約2万4千人多い8万6885人となり全入園者の26・1%となった。

 石原祐司園長は「無料エリアの拡充や、祖父母と孫が一緒に訪れると入園無料になるサービスにより、より気軽に訪れてもらえるようになった。今後も幅広い年代の方が楽しめるよう整備を進めたい」と話している。

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