草花が生き生きとし、清らかな美しさに包まれる頃とされる二十四節気の一つ「清明（せいめい）」の４日、金沢地方気象台は金沢市でソメイヨシノが開花したと発表した。平年と同日、昨年より５日遅い開花となり、５日ほどで満開を迎える見込みとなっている。
　約４２０本の桜が植わっている兼六園でも、ソメイヨシノが各所で開花し始めている。金沢地方気象台の開花宣言を受けて、石川県金沢城・兼六園管理事務所は８～１６日の入園料を無料とし、開園時間を午後９時半まで延長する。