山ノ内町はこのほど、スマートフォンやタブレット端末向けの公式観光アプリ「やまのうちNavi(ナビ)」の配信を始めた。町内の旅館やホテル、飲食店などの情報を掲載し、目的地に設定すると画面上の地図で道案内のサービスを受けられる。多言語に対応しており外国人観光客も利用できる。
600カ所以上の施設の住所や電話番号、営業時間、料金などを掲載。温泉に入る猿で知られる地獄谷野猿公苑や、志賀高原の大沼池や志賀山など景勝地の見どころも載せた。志賀高原や北志賀高原、湯田中渋温泉郷のトレッキングコースや散策路も紹介している。
町観光商工課によると、観光客から「町歩きマップが欲しい」との要望があり、道案内に使えるアプリを開発。事業費540万円は全額を国の地方創生加速化交付金でまかなった。同課は「アプリを使って隠れた観光スポットをたくさん発見してほしい」とする。
日本語のほか英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語に対応。アプリ配信の「AppStore」や「GooglePlay」から無料でダウンロードできる。