福井県坂井市丸岡町山竹田のたけくらべ広場で８日、「竹田の里しだれ桜まつり」が始まった。同日夕には広場内や竹田川沿いの桜がライトアップされ、訪れた家族連れらが幻想的な雰囲気を楽しんだ。

　広場内に植えられた約１００本のしだれ桜は、まだつぼみが膨らんだ状態。点灯式では竹田の里づくり協議会の浅野輝和会長が「間もなく咲き始めます。間近で見られる優しげなしだれ桜を楽しんでください」とあいさつ。坂本憲男市長ら来賓がボタンを押すと、約１５０個のライトが一斉に点灯し、薄闇に桜の木々が浮かび上がった。

　同協議会によると１７日ごろに満開を迎えそう。

　まつりは２２日まで。ライトアップは期間中、午後６時半～同９時半に行う。１５、１６日はクラフトフェアが開かれ約９０店舗が並ぶ。