リニューアルした2階ギャラリースペース。パノラマ状に設けた大型パネルで漁や観光について紹介している

リニューアルした2階ギャラリースペース。パノラマ状に設けた大型パネルで漁や観光について紹介している

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「身投げ」詳しく解説 ほたるいかミュージアム新展示

北日本新聞(2017年4月18日)

 ほたるいかミュージアム(滑川市中川原)は今春、開館後初めてとなる2階ギャラリースペースのリニューアルを行った。観光客の関心が近年高まっているホタルイカの身投げや漁に関する展示、ダイビングで見られる滑川沿岸の海洋生物の解説などを充実させた。

 ギャラリースペースは来館者が入館後すぐに見学する場所。北陸新幹線開業などで県外から訪れる人も増えたため、滑川とホタルイカのつながりを前面に押し出した展示にした。壁面に大型パネルをパノラマ状に設置し、生態や観光、歴史など7項目について図や写真、年表で説明している。

 身投げが見られる条件として「新月前後」や「南寄りの風が吹く日」などを紹介し、見学時の注意点をまとめている。滑川漁港付近の海がダイビングスポットとして注目を集めていることから、沿岸で見られる珍しい生物をダイバー目線の映像で紹介するコーナーを設けた。

 1階ライブシアターでは、5月末までほたるいか発光ショーを実施している。

 運営する第三セクター「WAVE滑川」統括事業部長の小林昌樹さん(49)は「滑川といえばホタルイカ。見て面白く食べてもおいしい魅力を分かりやすくまとめた。たくさんの人に見に来てほしい」と話している。

 開館は午前9時から午後5時までで、入館料は大人800円、子ども400円。

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