焼山を見下ろす夢見平遊歩道の斜面で除雪作業に汗を流す「守る会」会員ら=25日、妙高市

焼山を見下ろす夢見平遊歩道の斜面で除雪作業に汗を流す「守る会」会員ら=25日、妙高市

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輝く汗新緑待ち遠し 夢見平遊歩道で除雪 妙高

新潟日報(2017年4月26日)

 妙高市の笹ケ峰にある「夢見平遊歩道」で25日、除雪作業が始まった。周辺の標高は約1300メートル。晴天の下、水蒸気を上げる焼山が青空に映え、笹ケ峰ダムの湖面には厚い残雪が流氷のように浮かんでいた。

 遊歩道は、市民有志による「夢見平遊歩道を守る会」が整備し、観光客らを案内している。例年、雪が解ける5月下旬から利用できる。この日は5月21日に開かれるトレッキングに向け、約4キロの遊歩道を会員ら約20人で除雪した。

 積雪はまだ約2メートル。ことしは春先に低温が続き、雪解けが遅いという。残雪に反射する日の光を浴び、会員らは汗を拭いながら雪を掘り進めた。除雪はさらに数回行う予定だ。

 守る会の築田昇会長(85)は「新緑を楽しむ皆さんが安全に歩けるようにしたい。ことしも多くの人に来てもらいたい」と話していた。

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