2大バンドのサルサで踊ろう-。日本を代表するサルサバンド「オルケスタ・デル・ソル」「オルケスタ・デ・ラ・ルス」が共演するコンサート(福井新聞社後援)が6月22日、福井市の県立音楽堂で開かれる。ジャズやロックなどさまざまな要素を取り入れたラテン音楽の魅力が存分に味わえる。
オルケスタ・デル・ソルは1978年、日本初のサルサバンドとして誕生。彼らのライブに通い詰める若者たちによって84年に結成されたのがオルケスタ・デ・ラ・ルス。「太陽の楽団」という意味のデル・ソルに尊敬の気持ちを込めて「光の楽団」という意味の「デ・ラ・ルス」を名乗り、国内外で活躍している。
メンバーはデル・ソルは12人、デ・ラ・ルスは11人。共演は今回で3度目という。2楽団が同時にステージに上がるにぎやかなスタイル。「コーヒールンバ」「マンボNo.5」「キサス・キサス・キサス」といったダンスナンバーや「島唄」などを披露する。
主催の県文化振興事業団は「サルサと言えばダンス。客席前方にダンスフロアを設ける。入場年齢制限はないので、老若男女一緒に楽しんでほしい」と呼び掛けている。
午後7時開演。全席指定6千円、ペア席1万円、車いす席4800円。大学生まで半額。申し込み、問い合わせはハーモニーホールふくいチケットセンター=電話0776(38)8282。