白い花房が垂れ下がる「八王寺の白藤」=11日、燕市八王寺

白い花房が垂れ下がる「八王寺の白藤」=11日、燕市八王寺

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花房荘厳香り甘く 白藤が見頃 燕・八王寺

新潟日報(2017年5月12日)

 燕市八王寺の安了寺にある県指定天然記念物「八王寺の白藤」が見頃を迎えた。真っ白い花房が垂れ下がり、11日に訪れた人も「きれい」「見事だ」などと見上げていた。

 八王寺の白藤は樹齢350年以上と推定される古木で、幹の太さが約7メートル、枝の張りは東西約30メートル、南北約20メートル、3メートル近い高さを誇る。1958年に天然記念物に指定された。市民有志の「八王寺大白藤保勝会」が管理している。

 安了寺によると、花は八分から九分咲きという。この日は曇り空が広がったものの、県内外から見物客が訪れ、写真を撮ったり、独特の甘い香りを楽しんだりしていた。

 川崎市からきた男性(60)は「白藤でこれほど大きいのは珍しい。1本なのに迫力があっていい」と話した。

 14日午前10時から、安了寺で白藤茶会が開かれる。茶席券700円。問い合わせは市中央公民館、0256(63)7001。

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