快晴の下、72校による激闘と応援に沸き返った石川県卯辰山相撲場

快晴の下、72校による激闘と応援に沸き返った石川県卯辰山相撲場

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埼玉栄V2、第101回高校相撲金沢大会

北國新聞(2017年5月22日)

第101回高校相撲金沢大会(北國新聞社など主催)は21日、金沢市の石川県卯辰山相撲場で全国から72校が出場して行われ、団体で埼玉栄が2年連続6度目の優勝を遂げて伝統の黒鷲旗をつかんだ。個人は羽出山(はつやま)将(東京・足立新田)が初優勝、3位に地元石川の干場伸介(金市工)が入った。北信越最優秀校賞は金市工、北信越最優秀選手賞は干場が獲得した。【16、17、30、31面に関連記事】
 快晴に恵まれた大会は約1万2千人(主催者発表)の観衆が訪れ、日本高校スポーツ界最古の歴史を誇る青春土俵に沸き返った。
 団体決勝トーナメントは関東勢がベスト4を占め、埼玉栄は準決勝で日体大柏(千葉)を2―1、決勝で足立新田を3―0で破った。
 地元の石川勢は4校が決勝トーナメントに進み、黒鷲旗奪還が期待された金市工は3回戦で文徳(熊本)、金沢学院は初戦の2回戦で和歌山商に敗れた。
 北信越最優秀校賞は3回戦敗退の金市工、富山商、海洋(新潟)、福井農林による決定戦で争われ、金市工が準決勝で海洋、決勝で富山商を破った。
 予選全勝の47選手で争われた個人の決勝は足立新田勢同士の対戦となり、羽出山が今関俊介をはたき込みで破った。
 干場は快調に勝ち進み、準々決勝で元横綱朝青龍のおいであるビャンバスレン(日体大柏)を寄り切り、準決勝で今関の下手投げに屈した。
 開会式では、大会長の温井伸北國新聞社社長、谷本正憲知事、山野之義金沢市長が激励し、埼玉栄の納谷(なや)幸之介主将が宣誓した。閉会式では、温井社長から団体入賞校、個人入賞選手に賞典が手渡された。

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