白山市の美川漁港で22日、水揚げしたシラスの天日干しが行われ、好天の下、県漁協美川支所の組合員が釜ゆでしたシラスを網に広げた。
シラスはカタクチイワシなどの無色透明な稚魚の総称で、この日は早朝から専用の網を積んだ漁船が出漁した。沖合約3キロで網を張り、午前に約45キロを水揚げした。シラス漁は6月中旬まで行われる。
組合員によると、今季のシラスは体長15~25ミリで、身がしっかりしているという。漁港周辺には「美川しらす」と記されたのぼりがはためき、住民が新鮮なシラスを買い求めた。