ジオラマの上を走る北陸新幹線の模型を眺める来場者=砺波市コミュニティプラザ

ジオラマの上を走る北陸新幹線の模型を眺める来場者=砺波市コミュニティプラザ

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城端線ジオラマ展示 砺波駅で「にぎわい市」

北日本新聞(2017年5月28日)

 砺波市観光協会による「にぎわい市」が27日、JR砺波駅内の市コミュニティプラザで開かれた。城端線の開業120周年を記念し、同線を題材にしたジオラマの展示や鉄道ミニトークがあり、鉄道愛好者らでにぎわった。

 砺波駅前や市中心部のにぎわい創出につなげようと3年前から毎月開催。1897(明治30)年に城端線の前身、中越鉄道が開通してから節目の年を迎えるとして、城端線120周年記念事業実行委員会が展示や運営に協力した。

 全長7・5メートルのジオラマは南砺市井波の水上照男さんが製作し、鉄道愛好団体の「くろてつの会」や「加越線資料保存会」が設置に協力した。精巧な駅舎や商店、ビルなどが囲む線路を北陸新幹線や東北新幹線、点検用車両「ドクターイエロー」などの模型が自動走行した。富山地方鉄道や富山ライトレール、万葉線の路面電車の模型も並んだ。

 同保存会の村田伸夫さんによる「城端線の楽しみ方」と題したミニトークや、鉄道DVDや雑誌などの販売、観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」(べるもんた)の出迎えなどもあった。

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