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大阪・京都―扇沢・白馬線 高速バス、夏秋向けに運行へ

信濃毎日新聞(2017年5月30日)

 アルピコ交通(松本市)は29日、関西圏から大北地域を訪れる観光客ら向けに、高速バスの新路線「大阪・京都―扇沢・白馬線」の運行を6月30日に始めると発表した。大町市と富山県を結ぶ立山黒部アルペンルートで、大町側の入り口となるトロリーバスの扇沢駅などに停留所を設け、国際的にも人気が高い山岳観光地に旅行者を呼び込む。

 運行は11月5日まで。7月14日〜9月24日は毎日、その他の期間は週末を中心に走らせる。扇沢・白馬行きは大阪・梅田を午後10時40分に出発し、扇沢駅などを経由して翌日午前8時に白馬コルチナスキー場(北安曇郡小谷村)に到着。京都・大阪行きは午後2時に白馬コルチナスキー場を出発し、午後10時20分に大阪・梅田に着く。

 片道運賃は扇沢・白馬行きが大人8400円、京都・大阪行きが同7400円。バスは4列シートで38人乗り。5月30日から電話やウェブサイトで予約を受け付ける。

 アルピコ交通は昨年、関西圏でのバス事業拡大を目指して完全子会社のアルピコ交通大阪(大阪市)を設立。関西圏のスキー客を呼び込むため昨年12月から今年3月、扇沢など一部を除き今回とほぼ同じルートの新路線を開設し、「白馬スノーマジック号」として走らせた。今回は夏秋シーズン向けに「さわやか信州号」の呼称で運行する。

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