味方産のレンコンと北海道様似町のサケを使った「あじさまドッグ」

味方産のレンコンと北海道様似町のサケを使った「あじさまドッグ」

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1日から白根大凧合戦 自慢の味でもいざ勝負

新潟日報(2017年5月31日)

 新潟市南区の中ノ口川堤防で1~5日にある白根大凧合戦に合わせ、3、4日に旧3市村の特産品を味わう「南区食合戦」が開かれる。一方、住民有志が白根地区商店街や味方地区内の飲食店を巡るイベント「白根ブラリ酒と食(白ブラ)」を今年初めて企画した。関係者は、凧合戦を見物しながら地元のおいしいものも楽しんでもらいたい、とおもてなしに力を入れる。

 食合戦は白根、味方、月潟の3商工会などで構成する「南区おもてなし実行委員会」が主催し4回目。地元の肉や野菜など工夫を凝らしたメニューが並ぶ。

 味方会場は、味方商工会が旧味方村時代に姉妹町村だった北海道様似町のサケを使った「あじさまドッグ」を1個400円で販売する。地元で採れたレンコンとサケを春巻きにしてパンに挟んで食べる。

 白根会場は月潟商工会が、地元の製麺所で作ったうどんに鶏肉と温泉卵、タマネギなどを乗せ、みそとしょうゆなどで味付けした「親子スキヤキメン」を500円で提供する。白根商工会は特産のしろねポークを使ったタレカツ丼を1杯500円で販売する。

 実行委員長の阿部隆一さん(54)は「3商工会が地域の独自性を持って考えたメニューで、大凧合戦を盛り上げたい」と話す。食合戦の問い合わせは白根商工会、025(373)4181。

 初開催のブラリ酒と食はまちおこしに取り組む女性グループの「みなみーて女子部(仮)」などが主催。

 居酒屋など約10店舗が参加する。各店でチケット1枚を使い、ビールや日本酒などの飲み物1杯とお薦めの料理を味わえる。

 チケットは4枚つづりで3600円(税込み)。ガンギ屋、天昌堂(火、木曜開館)などで販売する。白根大凧合戦期間中は総合案内所でも取り扱う。

 発起人の本間智美さんは「県内外から凧合戦に来た人から白根・味方地域を歩いて食を味わってもらい、活性化につなげたい」と話している。問い合わせは本間さん、090(7436)4034。

◎13組の大凧は午後登場 パレードにNGT 3日記念花火大会

 白根大凧合戦は、13組の大凧組と45組の巻凧組が熱戦を繰り広げる。商店街での市中パレードや10年目の節目を祝いレーザー光線で演出する花火大会もある。

 大凧合戦は午後1時~6時(1日は2時ごろ開始、最終日は5時半まで)。会場には1人500円の有料観覧席215席を用意する。

 期間中、「しろね大凧タウンガイド」のメンバーが合戦の見どころなどを紹介する。午後1時半と同3時半の2回。500円(中学生以下無料)。総合案内所へ申し込む。会場付近は車が止められないため、約20分間隔で駐車場のあるしろね大凧と歴史の館などと合戦会場を結ぶ無料シャトルバスを運行する。

 花火大会は、9年前に白根青年会議所が始め、スターマインや尺玉など約120発が打ち上がる。ことしは節目を祝ってレーザー光線での演出や記念花火もある。同区西白根で3日午後8時から。荒天の場合は4日に延期する。

 1日午後0時半から本町通りで行われる市中パレードにはNGT48メンバーで、南区PR大使を務める加藤美南さんと中村歩加さんが参加する。

 合戦の問い合わせは白根大凧合戦実行委員会、025(372)6505。

 そのほかの主な関連イベントは次の通り。

【3日】三遊亭彩大さん独演会 午後3時半、味方の笹川邸。大人500円(小中学生無料)

【4日】お祭り広場 4日午前10時~午後5時、本町通り

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