ゲートをくぐり抜けスタートするロングコースの参加者=富山競輪場

ゲートをくぐり抜けスタートするロングコースの参加者=富山競輪場

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富山の風感じ快走 グランフォンドに1400人

北日本新聞(2017年6月5日)

 県内最大級の自転車長距離走イベント「グランフォンド富山2017」は4日、富山市岩瀬池田町の富山競輪場を発着点に行われ、県内外からエントリーした6歳から80代までの約1400人が初夏の富山の景観を楽しみながら快走した。

 富山競輪場で開会式があり、実行委員会の高田重信副会長や田畑裕明衆院議員らがあいさつ。スタート時は冷たい雨が降ったものの、参加者は色とりどりのウエアで元気に自転車を走らせた。

 コースは富山湾岸から南砺市の世界文化遺産・相倉合掌造り集落を回って戻るロング(180キロ)、砺波市の庄川水記念公園を経由するミドル(130キロ)、氷見市海浜植物園を往復するサイクリング(80キロ)、射水市の海王丸パークを往復するファミリー(50キロ)の四つ。越中路の自然を満喫して同競輪場に戻ってきた参加者は、ゴールの瞬間に拳を突き上げたり、汗を流した仲間と声を掛け合ったりして達成感を味わった。

 グランフォンド富山は競輪の補助を受け2010年から毎年開き、8回目。年々参加者数は増え、今回は募集当日に定員に達した。グランフォンド富山実行委員会、NPO富山サイクル交流倶楽部、県自転車競技連盟主催、チューリップテレビ、北日本新聞社共催。

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