「よこすかカレーフェスティバル2017」で優勝した黒部ダムカレーとトロフィー

「よこすかカレーフェスティバル2017」で優勝した黒部ダムカレーとトロフィー

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大町「黒部ダムカレー」優勝 全国フェス、参加8年目で快挙

信濃毎日新聞(2017年6月7日)

 大町市のご当地カレー「黒部ダムカレー」が、ご当地カレー日本一を決める「よこすかカレーフェスティバル2017」で初優勝した。同フェスは全国最大規模で、今年は3、4日に神奈川県横須賀市で開かれ約5万1千人が来場。全国45団体が来場者の投票で順位を競った。黒部ダムカレーは参戦8年目での快挙。関係者は「大町の活性化につなげたい」と喜んでいる。

 黒部ダムカレーは、黒部ダム(富山県立山町)と同じアーチ形にライスを整え、ルーで湖面を表現。ダムに通じる関電トロリーバス扇沢駅の食堂で昭和40年代初めから提供されていたカレーが原型で、現在は大町市内19店舗が販売している。

 同フェスには提供店でつくる「黒部ダムカレー推進協議会」を代表してJR信濃大町駅前の「豚のさんぽ」が参加。店長の早野智泰さん(38)によると、今年は例年の2倍の従業員10人を動員し、黒部ダムカレーの成り立ちや意味を来場者に説明する時間を大切にしたという。

 早野さんは「応援してくれた人たちの期待に応えられてうれしい。各店によって味が違うのが魅力なので、大町での食べ歩きを楽しんでほしい」と話していた。提供する市内18店舗では8月末までスタンプラリーを実施している。

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