人形山の山肌に現れた「ひとかた」。中央の残雪の部分が手をつないだ姉妹のように見える=南砺市小来栖から

人形山の山肌に現れた「ひとかた」。中央の残雪の部分が手をつないだ姉妹のように見える=南砺市小来栖から

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人形山に手つなぐ姉妹の雪絵

北日本新聞(2017年6月7日)

 南砺市の五箇山と岐阜県にまたがる人形山(にんぎょうざん)(1726メートル)の山肌に、手をつないだ姉妹のように見える雪絵「ひとかた」が浮かび上がっている。6日も同市小来栖(平)の人形山展望台から見えた。

 平地域に伝わる民話で、親思いの姉妹が母親の病が治ったお礼に山頂の権現堂に参拝したが、突然の吹雪で行方知れずとなり、以来、春が訪れると「ひとかた」となって現れると伝えられる。

 今月上旬まで、相倉合掌造り集落の展望所などからも見ることができる。

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