鈴なりに実ったサクランボを収穫する来園者=8日、福井県越前市の観光農園「どんぐり山」

鈴なりに実ったサクランボを収穫する来園者=8日、福井県越前市の観光農園「どんぐり山」

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サクランボ狩りいかが 福井県越前市「どんぐり山」

福井新聞(2017年6月9日)

 福井県越前市の観光農園「どんぐり山」で、恒例のサクランボ狩りが9日から始まる。8日は招待された市内の身体障害者らが、鈴なりの赤い実に舌鼓を打った。

 同園は約20年前からサクランボを栽培し、現在は計3700平方メートルのハウスに約200本が並ぶ。今年は4月下旬の気温が高く、ミツバチの活動が活発だったため受粉が進み、例年より実の数が多いという。

 この日はオープンに先駆け、市内の障害者支援施設「若越みどりの村」の利用者4人、職員4人を招待した。ハウス内には酸味があり軟らかい香夏錦(こうかにしき)」などが枝もたわわに実り、利用者が車いすに座りながら手を伸ばしていた。直径2センチ近い大粒もあり、利用者や職員は「甘い」「おいしい」と目を細めていた。

 サクランボ狩りの期間は25日ごろまで。3日前までの予約が必要。入園料は20分で小学生以上2300円、3歳以上千円。2歳以下は無料。予約(正午〜午後3時)は専用番号=電話080(4259)1288。

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