収穫が始まった金福すいかと銀福すいか=9日、福井市

収穫が始まった金福すいかと銀福すいか=9日、福井市

福井県 福井・永平寺 特産

金福すいか、おいしさ丸々 今年は「銀福」も

福井新聞(2017年6月13日)

 黄色の皮に赤い果肉が鮮やかな福井市特産の「金福すいか」が収穫期を迎え、本格的な出荷が9日始まった。緑色の皮とオレンジ色の果肉が特徴の「銀福すいか」も今季から加わり、"金銀"並んで縁起がよさそうだ。

 金福はあっさりとした甘み、銀福は強い甘みと酸味が特徴。いずれも市園芸センターが開発した重さ約2キロの小玉のスイカで、市内35軒の農家で栽培している。銀福は昨年度までの試験栽培を経て、本年度から本格的に出荷することになった。

 9日は、同市白方町のJA福井市西部予冷施設で目ぞろえ会が行われた。市園芸センターによると、糖度、大きさともに上々。金福7500個、銀福1300個を出荷する見込みで、セット販売もする。

 白方町のハウスで両方のスイカを栽培している船谷健吾さん(69)は、「今年も立派に育った。味もばっちり」と笑顔で話していた。

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