「なっちゃん」の編みぐるみと、作っている白石さん

「なっちゃん」の編みぐるみと、作っている白石さん

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「なっちゃん」の編みぐるみ好評 愛らしさで長和町をPR

信濃毎日新聞(2017年6月14日)

 小県郡長和町のゆるキャラ「なっちゃん」の編みぐるみが、町の特産品などを販売する物産ブースと観光案内所が入った同町古町の「とびっ蔵」で販売され、「かわいい」と評判だ。その愛らしさを通して観光客らに町へ関心を持ってもらおうと、町内の編み物作家白石綾さん(35)が一つ一つ作っている。

 編みぐるみは、ひもで掛けるストラップタイプ(約7センチ)と、置いて飾るタイプ(約10〜約13センチ)がある。5月に町内で生産、製造、加工された商品を町が認定する「奨励品」になった。

 町内の子育て中の母親でつくるグループで編み物講師を務め、自身のブランド「コローリbambi(バンビ)」を立ち上げている白石さん。町をPRする「キャンペーン隊」隊員で、とびっ蔵で物産ブースを統括するチーフも務めており、昨秋、町内のイベントで作品を販売した際、町職員から編みぐるみの制作を依頼された。

 最初は「なっちゃん」のイラストを見ながら編み、量産できるよう編み図も併せて作成。編みぐるみは、どのサイズも2時間程度でできるという。白石さんは、旧長門町と旧和田村の合併で2005年に誕生した長和町の知名度はまだまだと感じており「町の知名度を高めることにつなげたい」と話している。

 編みぐるみは、ストラップが千円、置いて飾るタイプは小サイズ1700円、大サイズ2400円。問い合わせはとびっ蔵(電話0268・75・1082)へ。

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