氷見市余川の農園ワイナリー「セイズファーム」は18日、新作の白ワイン「アルバリーニョ」を発売した。同市北大町のひみ番屋街で発売記念イベントを開き、富山湾の魚介類と相性の良い味をPRした。
アルバリーニョはスペイン沿岸部のガリシア地方で栽培が盛んな品種。海沿いで雨が多い氷見の風土に適しており、セイズファームは2013年から栽培している。今年が初出荷で、750ミリ入り瓶538本を限定醸造した。
ひみ番屋街ではグラスに注いで提供し、来場者が近くの売店で買い求めた岩ガキなどと一緒に味わった。
黒部市三日市から訪れた料理研究家の篠崎吏永子さん(40)は「ほんのりと残る甘みと酸のバランスがいい」と話した。