新たなクラフトザウルスブランドのペールエール(左)とヴィンテージエール

新たなクラフトザウルスブランドのペールエール(左)とヴィンテージエール

長野県 軽井沢・佐久・小海線沿線

地域限定、ビール新ブランド 軽井沢や佐久の一部で販売へ

信濃毎日新聞(2017年6月20日)

 ビール製造販売のヤッホーブルーイング(北佐久郡軽井沢町)は19日、軽井沢町や佐久市の一部で限定販売する新ブランド「クラフトザウルス」のビール2種類を発表した。クラフトビール(地ビール)の定番といわれる「ペールエール」と、長期間熟成させた「ヴィンテージエール」を扱う。同社は現在、主に軽井沢地域で「軽井沢高原ビール」を販売しており、地域限定の新ブランド投入は20年ぶりとなる。

 ビール市場が縮小する中、個性的なビールを打ち出して需要を喚起しようと企画。現在の市場環境を氷河期に例え、そこに「クラフトザウルス」という架空の生物を設定し、一石を投じようと新ブランドをつくった。地元のビール市場を盛り上げ、日常的に楽しめるクラフトビールの種類を拡充することで普及を図る。

 7月4日から販売する。ペールエール(350ミリリットル缶入り税込み288円)は爽やかな苦味や香りが楽しめ、ヴィンテージエール(375ミリリットル瓶入り税込み1383円)は熟成させた味や香りの深みが特徴。今後も、クラフトザウルスブランドの新商品を投入する予定という。

 同社広報担当者は「軽井沢にも個性的なビールがあると知り、クラフトビールに興味を持ってもらうきっかけになればいい」としている。

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