福井県内各地から望む白山の写真パネルなどが並ぶ企画展=福井市の県立こども歴史文化館

福井県内各地から望む白山の写真パネルなどが並ぶ企画展=福井市の県立こども歴史文化館

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白山の雄姿や信仰、写真で紹介 県立こども歴文館、30点

福井新聞(2017年6月23日)

 泰澄の白山開山1300年を記念して、福井県内各地から望む白山や、白山信仰の拠点となった平泉寺白山神社(勝山市)などを紹介する写真展「白山―姿と信仰―」が7月2日まで、福井市の県立こども歴史文化館で開かれている。写真パネルなど約30点が展示されている。

 白山が身近な場所から見られることや、信仰に興味を持ってもらおうと同館が企画。写真は同館の笠松雅弘館長が5年ほどかけて撮影した。

 勝山市鹿谷町から春に撮影された写真は、九頭竜川の清流のかなたに雪に覆われた白山がくっきりととらえられ、その雄大さを伝えている。泰澄が修行した越知山(越前町)のほか、国見岳(福井市)、小浜市などから望む白山の写真も展示。福井県の地図と並べており、位置関係が分かる。

 福井、石川、岐阜の各県から白山山頂に至る「白山禅定道」についても解説。福井県側の「越前禅定道」の起点、平泉寺白山神社に関しては、美しいこけが映える社殿の写真と解説パネルで紹介している。月曜は休館。

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