小さな日本地図がデザインされたピンバッジ

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海から一番遠い...訪ねた記念に 佐久でピンバッジ配布

信濃毎日新聞(2017年6月24日)

 佐久市観光協会臼田支部は、同市田口の「日本で海岸線から一番遠い地点」を踏破した人で、同所に向かう途中にある5カ所のスポットのうち3カ所以上をスマートフォンなどで撮影した人に、認定ピンバッジを無料配布している。臼田地区に何度も足を運んでもらうのが狙いだ。

 スポットは、雨川ダム、広川原洞穴群の本穴、水落観音の清水が湧き出る岩壁、新海三社神社の御魂代石(みたましろいし)、龍岡城の堀。海から一番遠い地点で海へとつながる水を探そう―とのコンセプトで選んだ。「一番遠い地点」に立つ標柱と一緒に撮った自分の写真や画像を、市臼田支所か龍岡城前にある「市歴史の里五稜郭であいの館」で提示すると、踏破認定証が発行される。さらに3カ所以上のスポットの写真や画像の提示で、ピンバッジがもらえる仕組みだ。

 昨年11月から始め、これまでに90人以上がピンバッジを受け取った。約半数が、神奈川や埼玉など県外からの観光客。「日本の形をしているピンバッジが記念になる」と、ホームステイに訪れた外国人の子どもと一緒に、申請に来た地元住民もいたという。

 同支部事務局の清水正博さん(48)は「スポットには獣道を通らなければいけない難所もある一方、雨川ダムや龍岡城などは景色が良い場所。これからは山の散策に適したシーズン。秋には紅葉も楽しめる」と挑戦を呼び掛けている。問い合わせは佐久市観光協会臼田支部(電話0267・82・3113)へ。

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