諏訪湖の岸辺に遊び場を作るため、小石を集める子どもたち

諏訪湖の岸辺に遊び場を作るため、小石を集める子どもたち

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諏訪湖の岸辺で水遊びしたい ボランティアグループが遊び場作り

信濃毎日新聞(2017年6月26日)

 諏訪地方などの企業のOBでつくるボランティアグループ「あってもいぃな夢工場」は25日、岡谷市湊の諏訪湖の岸辺で子どもが水遊びできる場所を造り始めた。湧き水が流れ込む地点を囲むように、岸辺から沖に3メートルほど入った位置で長さ約250メートルにわたって防波堤のように小石を積み、湧き水を滞留させる計画。市民ら30人ほどが作業を手伝った。

 スコップなどで小石を集め、水深10~30センチほどの水底に敷き詰め、積み上げ、水面から10センチほど囲いが顔を出すようにした。この日は約25メートルが出来上がった。ポンプを使い、黄緑色の膜が張って茶色に濁った水を囲いの外に出した。

 計画は、グループ代表の花岡潤さん(69)=岡谷市神明町=が、「諏訪湖で水遊びをしたい」と訴える小学生のポスターを見て発案した。

 花岡さんは「一歩一歩地道に頑張りたい」と話した。グループは毎週日曜に作業を続ける。

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