横断幕などを手にイベントをPRする関係者=高岡市戸出地区

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7月2日に城端線・戸出駅開業120周年イベント

北日本新聞(2017年6月28日)

 JR城端線と戸出駅の開業120周年を記念し、高岡、砺波、南砺市の市民団体でつくる城端線120年記念事業実行委員会(松本久介委員長)は7月2日、同駅で歴史を振り返るイベントを開く。城端線で導入されている列車の模型が走るジオラマや、過去に使われていた切符やポスターなどの資料を展示する。

 城端線は日本海側初の民営鉄道である中越鉄道が前身で、1897(明治30)年に開通した。戸出駅は開通と同時に設置された。現在まで建て替えられたことはなく、県教委の「とやまの近代歴史遺産百選」の一つになっている。

 イベントは駅舎の中で開催する。ジオラマ展示では、城端線で使われている列車、キハ40やキハ47のほか、あいの風とやま鉄道で使われている521系と旧北陸本線で活躍した475系の模型が走る様子を楽しむことができる。

 城端線で20~30年前に使われていた乗車券や入場券、ポスターなどを展示するスペースや、戸出駅の歩みなどを紹介するコーナーも設ける。メンバーは「多くの人に駅の価値を知ってもらいたい」と話している。

 イベントの開催時間は午前10時から午後4時まで。問い合わせは同実行委事務局、電話0763(62)5050。

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