松本市波田の共選所に持ち込まれた露地栽培のスイカ

松本市波田の共選所に持ち込まれた露地栽培のスイカ

長野県 松本・上高地・美ヶ原 特産

露地物スイカ、上々の出来 松本・波田で出荷始まる

信濃毎日新聞(2017年7月4日)

 スイカの産地、松本市波田の松本ハイランド農協すいか共選所で3日、露地栽培のスイカの出荷が始まった。長野地方気象台によると、6月の松本の降水量は59ミリ(平年比47%)と少なかったが、水やりをうまく調整し、出来はいいという。出荷は例年より早めで、作業は9月中旬ごろまで続くという。

 この日は農家5戸が約1500玉を持ち込んだ。検査員がスイカの形や傷の有無などを確認後、センサーで糖度などを測って選別し、次々と箱詰めを進めた。持ち込んだ地元農家の一人、中野祐介さん(29)は「雨が少なくいつもより手がかかったが、玉は大きくなりすぎず、中身が詰まり、甘みもあるいいスイカができた」と話していた。

 同農協によると、管内のスイカ農家は232戸。9月中旬ごろまでにハウス栽培のスイカを含め、95万ケース(1ケース2玉)の出荷を予定している。管内の同農協直売所6店舗では4日、スイカの試食会も開く。

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