福井県勝山市のそば店や飲食店が14日、雪室で保存してきたソバの実を使った「雪室そば」の提供を始める。
雪室を使った貯蔵品のブランド化を研究している市雪氷熱エネルギー利用促進協議会の加盟店舗が昨年に続き行う。そばは昨年の2倍となる約8千食を用意した。
勝山麺類組合に加盟する7店舗(おり田、勝食、きふね、八助、どうせき、のむら屋、やく志屋)は通常通りの価格でなくなり次第終了する。ちよ鶴は8月の土日曜日に特別メニューとして1日限定20食で提供する。
参加店舗の店頭に「奥越前かつやま雪室」ののぼり旗が掲げられている。問い合わせは同協議会事務局=電話0779(88)8126。