荒川下流の花立頭首工脇に建てられた羽越水害復興記念碑=13日、村上市花立

荒川下流の花立頭首工脇に建てられた羽越水害復興記念碑=13日、村上市花立

新潟県 祭り・催し

荒川水系で水の要学ぶバスツアー開催へ 29日、8月5日

新潟日報(2017年7月18日)

 国や新潟県、荒川流域市町村などでつくる羽越水害50年記念事業(荒川水系)実行委員会は、洪水や治水にまつわる史跡などを訪ねるバスツアー「あらかわ治水巡り」の参加者を募集している。

 50年前の1967年8月28日に発生した羽越水害は、荒川が破堤するなど下越地方を中心に甚大な被害をもたらした。新潟県の死者・行方不明者は134人に上った。

 ツアーは水害などに対する防災意識を持ってもらおうと企画。29日に上流域コース、8月5日に下流域コースを実施する。

 上流域コースでは午前9時50分に道の駅・関川(関川村上関)に集合し、羽越水害後に整備された横川ダム(山形県小国町)や、羽越水害時に落橋した赤芝橋(同町)などを巡る。

 下流域コースでは午前9時に国土交通省羽越河川国道事務所(村上市藤沢)に集合し、葛籠山集落(同市)の破堤地点や、水害復興記念碑が建つ花立頭首工(同市)などを回る。

 参加費無料。昼食、飲み物は持参。両コースとも定員20人。締め切りは上流域コースが17日、下流域コースが24日。応募多数の場合は抽選。

 氏名、年齢、住所、電話番号、希望コースを記入し、ファクス、はがき、メールのいずれかで申し込む。ファクスは0254(62)1411。はがきは〒959-3196、村上市藤沢27の1、羽越河川国道事務所調査課。メールはuetsu@hrr.mlit.go.jp

 問い合わせは同事務所調査課、0254(62)6038。

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