小諸市動物園で、今夏も「流しアジ」が始まった。飼育員たちが長さ計8メートルの雨どいにアジを流し、9羽のフンボルトペンギンが追い掛ける様子に、来園者から歓声が上がっている。
雨どいは今年から、流れるアジが見えやすいように透明のプラスチック製にした。17日は県内外の約150人が見物。ペンギンたちはよちよちと園舎を出て、通路に設けた雨どいの「上流」でアジを狙ったり、「下流」で待ち構えたり。
流しアジは8月27日までの毎週土日曜、祝日の午前11時半から。動物園がある懐古園の入園料は大人300円、子ども100円。