旧中山道追分宿を歩く人たち

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江戸の装い、軽井沢で行列 追分馬子唄道中

信濃毎日新聞(2017年7月24日)

 軽井沢町の旧中山道追分宿で23日、恒例の催し「しなの追分馬子唄道中」があった。追分節保存会が馬子唄を歌う中、江戸時代の装いをした約50人が通りを練り歩き、沿道は見物客らでにぎわった。

 地元の追分区有志らでつくる実行委員会が主催し、32回目。雨が降ったりやんだりする中、地元住民や公募の参加者らが、代官や水戸黄門、武士、町娘などさまざまな姿で、約800メートルを往復。宿場町の面影が残る通りを彩った。

 旅の女役で歩いたこともあるカーリング男子チームのSC軽井沢クラブのコーチ、長岡はと美さん(64)は今回、武士役で馬に乗り出演。「馬は楽しい」と笑顔を見せた。

 軽井沢西部小学校の児童はみこしを担いだり、追分宿の見どころをまとめた「瓦版」を配ったりして盛り上げた。実行委員長の荻原里一さん(71)は幅広い世代の関わりに感謝し、「子どもたちが大きくなっても参加してくれることが一番うれしい」と話した。

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