大輪が咲き誇り、見頃を迎えたヒマワリ畑=24日、福井県小浜市加茂

大輪が咲き誇り、見頃を迎えたヒマワリ畑=24日、福井県小浜市加茂

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真夏呼ぶ大輪、一面に輝く ヒマワリ見ごろ、順次100万本

福井新聞(2017年7月25日)

 真夏呼ぶ大輪、輝く―。福井県小浜市加茂の転作田で、約25万本のヒマワリが見頃を迎えた。梅雨明けを待ちきれないかのように黄色い花が咲き誇り、辺り一帯を輝かせている。8月末まで計100万本以上が順次、満開になる。

 ヒマワリ畑は、同市宮川地区にある特別養護老人ホームの入所者や家族らに楽しんでもらおうと、地元有志が2005年から始めた。昨年からは同地区でメガファームを運営する「若狭の恵」(本社同市加茂)が栽培・管理している。今年は昨年より1・6ヘクタール広い約8・6ヘクタールを5分割して栽培し、最初にまいた分は7月中旬から咲き始めた。時期をずらしてまいたヒマワリは8月末まで楽しめる。

 24日午前には中京発着の日帰りツアー客や、関西などからの見物客が次々と訪れ、スマートフォンやカメラで撮影したり、畑周辺を散策したりした。女性2人組で嶺南旅行に訪れた林佑香さん(26)=滋賀県栗東市=は早速、写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿。「一足先に真夏が来たような景色。"インスタ映え"します」と話していた。

 入園無料。8月19、20の両日には、ステージイベントや地元特産品の模擬店が並ぶ「ひまわり祭り」が行われる。

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