須坂市や須坂商工会議所などでつくる信州須坂フルーツ発泡酒協議会は２６日、製造したフルーツ発泡酒のお披露目会を須坂駅前の市シルキーホールで開く。果汁の割合が異なる３種類の発泡酒を提供し、参加者の意見を参考に販売する種類を選ぶ。

　協議会は９月以降に市内の飲食店でフルーツ発泡酒を販売する予定。国の地方創生加速化交付金を充て、これまでに同市豊丘の市福祉企業センターを醸造場に改修。安曇野市の「クルークダイニング」に委託し、５月から製造を始めている。本年度は市産リンゴを使い６千リットルを仕込む。

　クルークダイニングは１月から市内の飲食業者などと開発会議を開き、発泡酒の味について協議。意見を参考に、今回のお披露目会では女性をターゲットにした甘みのある発泡酒も提供する。事務局の市産業連携開発課は「皆さんに親しまれる味がどれか、飲み比べて選んでほしい」とする。

　お披露目会は午後２時半〜５時。３種類のフルーツ発泡酒をそれぞれ３００ミリリットルずつ提供する。参加費５００円。定員１００人で、応募多数の場合は抽選。申し込みは１０日まで。問い合わせは同課（電話０２６・２４８・９０３３）へ。