南砺市福光新町の夏を彩る「新町あさがおまつり」と「奉納あさがお展」が5日始まった。住民らが丹精して育てた大輪アサガオが神社の境内や通りでしっとりと咲き、訪れる人に清涼感を与えている。まつりは6日、奉納展は7日まで。
新町あさがおまつりは、福光新町商店会(中田文司会長)が商店街の活性化につなげようと毎年開き32回目。約300メートルの通り沿いの商店や民家の軒先に、住民が鉢やプランターで育てた色とりどりのアサガオが並ぶ。6日午前9時~正午には茶席「朝顔亭」が設けられる。
奉納展は、南砺あさがお会(森田光正会長)が神明宮で開き、会員が愛情を込め育てた大輪アサガオを展示。直径20センチを超える花や、白い花びらに青い筋が入った花など、さまざまな色や形のアサガオが来場者の目を引いた。期間中、鉢植えや種の販売、栽培指導、小学生対象の押し花教室を開く。
まつりと奉納展は共に北日本新聞社後援。アサガオが見頃を迎えるのは毎日午前9時前後となる。