たてもんの上空を鮮やかに彩る花火=魚津市諏訪町(多重露光、写真部部長デスク・垣地信治)

たてもんの上空を鮮やかに彩る花火=魚津市諏訪町(多重露光、写真部部長デスク・垣地信治)

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たてもんと大輪に歓声 じゃんとこい魚津まつり

北日本新聞(2017年8月6日)

 魚津市の夏の一大イベント「第48回じゃんとこい魚津まつり」は2日目の5日、魚津港沖で海上花火大会、諏訪神社でたてもん祭りを行った。2千発の花火やたてもんのちょうちんが夜空を彩り大勢を魅了した。魚津まつり実行委員会によると、たてもん祭りの見物客は昨年より6千人多い3万4千人で、前日と合わせると4万2500人となった。昨年12月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録を受けた効果が表れたとみている。

 花火大会では尺玉や特大スターマインが次々に打ち上がった。海沿いに集まった家族連れら3万9千人が夜空に浮かぶ大輪に歓声を上げた。

 花火が終わり午後8時半すぎからは、たてもん祭りが始まった。山車が神社の境内に入ると拍手が起き、豪快に曳(ひ)き回されると祭りのムードは最高潮に達した。

 海岸沿いにある海の駅蜃気楼(しんきろう)では「UO!JAZZ(ウオジャズ)&山・鉾(ほこ)・屋台フェスティバル2017」が初めて開かれた。ジャズライブを繰り広げ、富山、石川、岐阜県の7団体がそれぞれの行事の魅力を紹介した。

 中央通りの商店街周辺では魚津商工会議所女性会が「キャンドルロード」と銘打ち、火をともしたろうそく千本を並べた。6日は午後7時から通称22メートル通りでせり込み蝶六踊り街流しを繰り広げる。魚津まつりは北日本新聞社共催。

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