「墨絵を基調にしたロゴマーク(小千谷市提供)

「墨絵を基調にしたロゴマーク(小千谷市提供)

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錦鯉発祥の地ロゴでPR 小千谷市 赤白黒使い12種類

新潟日報(2017年8月9日)

 小千谷市は錦鯉発祥の地をPRするため、ロゴマークを作成した。イラストや文字を組み合わせた計12種類があり、商品の包装紙やパッケージデザインなどで企業にも活用してもらう。官民を挙げて錦鯉や小千谷を発信し、誘客や交流人口の増加などにつなげたい考えだ。

 ロゴマークは「おぢや」の文字を赤、白、黒であしらい、代表的な品種「大正三色」「昭和三色」をイメージした作品や、墨で描かれた錦鯉を強調した墨絵タイプなどがある。

 2020年東京五輪に向け日の丸をイメージした赤い丸と優雅に泳ぐ錦鯉のイラスト、江戸時代の生産者が錦鯉を抱きかかえ、養鯉池から引き揚げるイメージの作品もある。

 デザインは市内のデザイナー、タナカマサオさんに市が作成を依頼した。

 市は「錦鯉発祥の地の小千谷」を発信するとの趣旨に沿う場合、ロゴマークを無料で使用することを認める。商品の包装紙やキーホルダー、日本酒のラベル、菓子のパッケージなどへの使用を想定。これまでに市内の郵便局がはがきに貼るシールに採用した。

 原則として市内の個人や団体、企業が対象だが、市外の企業などについても使用目的を確認し、許可するか判断する。商品開発に関する使用は事前に協議し、有料となる場合もある。

 市は「錦鯉産地としての知名度を向上させ、地元企業の売り上げ増に役立ててもらえれば」としている。

 問い合わせは市観光交流課、0258(83)3512。

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