国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区(安曇野市)をイルミネーションで彩る催しが11日始まる。10日夜には内覧会があり、招待された地元住民らが、青を基調とする約30万個の発光ダイオード(LED)が演出する涼しげな雰囲気を楽しんだ。
毎年冬に同様の催しを開いているが、安曇野の夏の魅力も発信したいと、昨年に続いて企画した。テーマは「北アルプスからの清らかな水と豊かな森」。濃淡のある青い光で表現した長さ約20メートルの「波のトンネル」や、水辺の草むらに宿るホタルをイメージした電飾など11種類の演出に、大勢がカメラを向けていた。
安曇野市穂高柏原の望月穏照(やすてる)さん(71)は夫婦で訪れ、「冬のイルミネーションとはひと味違う雰囲気で、とてもきれいだ」と見入っていた。
点灯は20日までの毎日午後6時〜9時。入園料は一般410円、小中学生80円。