新潟ふるさと村（新潟市西区）は今月、県内でおなじみのかき氷棒アイス「もも太郎」の風味を付けた焼きドーナツの販売を始めた。「もも太郎カステラ」に続くご当地スイーツの第２弾で、新潟らしさのある土産品としてＰＲに力を入れている。

　新潟ふるさと村が「もも太郎」製造元のセイヒョー（新潟市北区）と聖籠町の菓子店「しばうま本舗」と協力して企画。「もも太郎」を再現したイチゴ味で、見た目は桃色。パッケージも桃色を基調にし、かわいらしい印象に仕上げた。

　新潟ふるさと村は昨年、開業２５年を記念し、同じ２社と協力した商品「もも太郎カステラ」を発売した。県外客らに好評だったことから、第２弾の販売を決めた。焼きドーナツは、冷やすとより「もも太郎」の味わいに近づくという。

　新潟ふるさと村は「焼き菓子なら日持ちするのでお土産にしやすい。夏の新潟の新しいおやつとして楽しんでほしい」と話している。販売は新潟ふるさと村のみ。１箱５個入りで１１８８円（税込み）。