「夏まつりin砺波チューリップ公園」が19日、砺波市花園町の同公園と周辺施設で行われ、美術のワークショップや「ふるさと盆おどり」など多彩な催しを繰り広げた。
砺波市、同市観光協会、同市花と緑と文化の財団が同公園で開催中の「となみカンナフェスティバル」(31日まで)に合わせて開き、今年で5回目。
同市美術館では、ワークショップ「木でつくろう」を実施。南砺市高宮(福光)の彫刻家、佐藤忠博さんが指導した。子どもたちはヒノキやケヤキなどの木材や削りくずを組み合わせて工作に挑戦。木材を接着したりペンで模様を描いたりし、自由な発想で置物などの制作に励んだ。
夕方は同公園で「ふるさと盆おどり」が行われた。華やかな浴衣を身に着けた参加者は、公園中央に設置されたやぐらを囲み「チューリップばやし」「となみ散居節」などを踊った。地元団体による合唱や民謡の発表もあった。
手作りキャンドルや昔の遊びを体験できるコーナーも設けられ、多くの親子連れらでにぎわった。