木曽町開田高原の宿泊業者らでつくる「開田高原ヘルスツーリズム推進協議会」は、観光客らに自転車で同高原の飲食店や温泉施設、木曽馬の里などを回ってもらおうと、「サイクリングスタンプラリー」を始めている。健康づくりと観光を結び付けた取り組み。10月1日までの期間中に、指定した10カ所を全て回った人には、木曽馬などを描いたオリジナルのバンダナを贈る。
県の地域発元気づくり支援金などを活用した。範囲が広いため、バスや車を使って移動してもいいが、最低でも2カ所は自転車で回る必要があるという。
ラリーは、同協議会の健康プログラム作りを担う事務局で、開田高原にある「木曽おんたけ健康ラボ」の事務所で地図を受け取ってスタート。同ラボのレンタル自転車(1日2千円、半日1200円)の利用者は参加無料だが、自身の自転車を使う場合には参加費500円を支払う。
指定の各施設は休みの日があるため、事前に調べておく必要がある。同ラボのスタッフは「開田高原で気持ちのいい風を感じながら、自転車で回ってほしい」としている。問い合わせは同ラボ(電話0264・24・0870)へ。