輪島市を代表するキリコ祭り「輪島大祭」3日目の24日、住吉神社大祭が鳳至町一帯で行われた。若衆が担ぐキリコ16基が市街地を練り、河原田川に架かる新橋では全力疾走するパフォーマンスで祭りを盛り上げた。
御神事太鼓が打ち鳴らされ、数え年41歳の「鳳一会會(おおとりいちえかい)」が神輿(みこし)を担ぎ出した。市役所前の三角州広場に神輿とキリコが到着すると、高さ約10メートルの大松明(たいまつ)に火が着けられて祭りは最高潮を迎え、大松明が倒れると、若者たちが上部に取り付けられた3本の御幣を奪い合った。